NAGEYARI CHRONICLE
「医者という生物は、毒にも薬にもなるんです」
![クラウス.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_e8e82c3d50e64dd3a80eced1f479b3b7~mv2.png/v1/fill/w_372,h_558,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9.png)
医者の不養生
クラウス
種 族:ドククラゲ
性 別:♂
出 身:ホウエン地方トクサネシティ周辺
身 長:171cm
一人称:僕
二人称:クロヤリ→クロヤリさん
アンタレス→アン
それ以外の身内→呼び捨て
外 見:ドククラゲの水晶は超音波を放つ。その性質を
生かし、レンズを使った超音波治療が出来る。
また、額の水晶はライトの代わりになる。
‐‐‐好きなもの‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![クラウス1.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_c2924e9c300e4f3fb02ebf1407788fb1~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%EF%BC%91.png)
医者であることに誇りがありますから、医療器具は毎日欠かさず手入れしてます。
観葉植物の手入れも日課なんですよ。
‐‐‐嫌いなもの‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![クラウス2.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_40f295cf206346aeb15b151d2bcdc2f4~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%EF%BC%92.png)
命はかけがえのないものであり、それを蔑ろにする行為は好きではありません。
えぇ、過去の自分に言い聞かせてやりたいものです。
‐‐‐クロヤリについて‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![クラウス3.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_d6d557dd11ee468282d838ef3cbff1ff~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%EF%BC%93.png)
僕にとって命の恩人です。
彼がいなければ、僕は今頃ホウエンの海に還っていなくなっていたでしょうから。
だから僕は、生きなければならない。
今度は彼とそ の仲間たちのために、僕が命を預かる番なのですから。
‐‐‐アンタレスについて‐‐‐‐‐‐‐‐
![クラウス1.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_c2924e9c300e4f3fb02ebf1407788fb1~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%EF%BC%91.png)
アンは素敵な女性ですよ。いつも僕のことを励ましてくれます。
気の利く女性と言うのは、つい頼ってしまうものですね。
今後も医務室の手伝いをお願いします。
でも、メスを盗んでいく手癖の悪さは治してくださいね?
‐‐‐プロフィール‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ユゴラボの医務室でみんなの体調管理を務めている医師。
虚弱体質で、休憩をこまめに取らないとすぐ吐血して倒れる。気づくとその辺で失神している。
白衣の下にはおよそ80種もの医療器具が隠されており、手足のように使い分けることが出来る。
浮いているレンズはライトの代わりになるほか、超音波を発することが出来るためエコー検査に使われている。
バトルの時は"どくどく"を仕込んだ注射器やメスを武器に、敵をじわじわと追い詰める。
何かと絡んでくるアンタレスのことは、倒れた時に世話してくれるし申し訳ないがありがたいと思っている。
アンタレス自身が卑下することは多いが、クラウスからすれば気配りできる美人という評価。
なんだかんだとべたべたしている様子について、自分の未来が長くないので不幸にしたくないなぁという気持ちを抱きながらも流されている。
トクサネシティで町の人にその腕を認められ、医者として頼られていた。
ある時、幼い子供がメノクラゲの猛毒にかかってしまう。外は嵐が続いており、大きな病院に連れて行くことが困難だった。
居合わせたクラウスは、少年が搬送された病院で自らの臓器を提供することを決める。
人間と異なる臓器であるためその一部を利用。同族の毒に強い神経系のみを取り入れることで主要器官を守れると考えた。
手術は成功し、子供は毒に強い体を手に入れた。後遺症として歩行不能になってしまったが、それでも彼の笑顔を守れた。
同時にクラウスは自分の身を守るすべを失った。自分自身の持つ毒に侵され、虚弱体質になってしまった。
弱った自分を見せては少年が悲しむだろうと、彼は街を去った。
残された余命はわからないが、おそらく長くないだろうと彼は悟っていた。
いっそ海に還ってしまおうかと考えていた時、クロヤリと出会う。
町の住民からお礼があると、その伝言を任されて探しに来たのだという。
戻ってみれば、大勢が彼を讃えてくれた。彼らは、クラウスにも生きていて欲しいと願うのだ。
まだ何かやれることがあるかもしれないと、クロヤリについて行くことを決め、ユゴラボへやってきた。
生活苦になっている忌々しい虚弱な体だが、ひとつの命を救った結果の誇らしい体でもあるため、彼はそれを嘆かない。
その肉体には、毒こそあるが穢れは無いのだ。