NAGEYARI CHRONICLE
「食べちゃいたいくらい可愛いわね~」
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凍てつく微笑
フロワ
種 族:オニゴーリ
性 別:♀
出 身:シンオウ地方地下大空洞
身 長:160cm
一人称:私(わたし)
二人称:クロヤリ→トレーナーさん
コカゲ→呼び捨て
それ以外の身内→くんちゃん付け
外 見:体はひんやりと冷たい。
角は原型のままであり、ここから冷気を放つ。
大口を開けることが少ないためわかりにくいが、
非常に鋭く頑丈な歯を持っている。
‐‐‐好きなもの‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![フロワ3.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_b20c9492a4f54eddb132cd3ae76a0e4f~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AF%EF%BC%93.png)
氷タイプだからかもしれないけど、冷たい食べ物が好きなのよね~。
凍らせて食べるの美味しいわよ~?
‐‐‐嫌いなもの‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![フロワ2.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_307e489f94dd4296899286b2156682ba~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AF%EF%BC%92.png)
溶けるほど暑い場所は苦手ね……。
そんなところ連れていかれたら、怒って氷漬けにしちゃうかも?
冗談よ~ふふふ~。
‐‐‐クロヤリについて‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![フロワ3.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_b20c9492a4f54eddb132cd3ae76a0e4f~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AF%EF%BC%93.png)
素敵なトレーナーさんよね~。叶うならもっと早くに出会いたかったかしら?
具体的には彼がもっと少年だったころに。きっとかわいかったんでしょうね~。
あ、今もかわいいわよ? ふふふ~。
‐‐‐コカゲについて‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
![フロワ1.png](https://static.wixstatic.com/media/4b957f_7d47d7f5c0bb4d21a98e13707e83f964~mv2.png/v1/fill/w_115,h_115,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AF%EF%BC%91.png)
貴方が本当の意味で自分自身を赦すことができたら、その時はお祝いしましょ。
その凍り付いた心は、私からしても冷たすぎるもの。
‐‐‐プロフィール‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
SP組。
ほんわかした雰囲気のお姉さん。常に微笑を浮かべている。
コカゲと共ににぎやかなメンバーを眺めてニコニコしていることが多い。
元気な少年少女がかわいらしいようで、地下探検しに来た子供たちを眺めるために地下に住んでいたとは本人談。
ただ、その愛情表現が「食べてしまいたい」というたとえ方をするため、周りにはアブナイ人だと思われている。
なおその真偽を本人に聞いても「ふふふ~」と笑ってはぐらかされてしまう。
バトルの際は普段浮かべている微笑は消え去り、角から放たれる冷気で相手を氷漬けにする。
コーラスと並んで怒らせてはいけないヤツということでマガツやエイジスに警戒されているが、彼女は彼らのことを「食べちゃいたい」と思っている。
過去を引きずり、自責の念に囚われ続けているコカゲを見て、心に傷を負っていた。
それはまるで鏡を見ているかのようであり、彼が罪の意識を吐露するたびに、フロワもまた過去を思い出すのだ。
以下ネタバレ(反転)
「自らの抑えきれない本能」が招いた、ただのヒトゴロシ。
野生生物の本能というだけでは説明がつかない、邪悪な渇望。
初めて覚えた血の味で、彼女は自らの罪を自覚し、吐いた。
吐いた吐いた吐いたーー。
ホンモノの"鬼"となる前に、自らを氷塊に閉じ込め、眠りにつく予定だった。
だが地下空洞で出会ったトレーナーの真っすぐな目と意志に惹かれ、もう少しだけ光を求めてしまった。
自らを罰することもできず、罪を上塗りするつもりで付いてきた。
内側にくすぶる鬼の本能を隠し、時折その衝動をこらえながら。
やがて、自分と同じヒトゴロシと出会う。
存在するだけで罪なき命を奪う自然現象、雪山そのものであるかのような彼。
許される権利を持ちながら、自分自身を決して赦さない男。
鉄のような心で罪と向き合い続けるその姿を見て、己の欲望すら抑えきれない自分を恥じた。
コカゲの存在は、フロワが自らを見つめ直すのに必要であり、彼がいるから彼女は鬼にならずに済んでいるのである。