NAGEYARI CHRONICLE
「記憶したぞ、お前のことも」

秘められし古の記憶
エルト
種 族:デスバーン/色違い
性 別:♂
出 身:本体の正確な出身地は不明
身 長:173cm
一人称:俺
二人称:クロヤリ→マスター
コフィー→姉さん
それ以外の身内→呼び捨て
外 見:粘土板が本体であり、水に濡れると崩れ始める。
手足が異様に長く、関節が柔らかい。
‐‐‐好きなもの‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

ここにいてもやれることは少ないからな。
必然的に読書が趣味、ってことになるんだろう。
最近は創作にも手を出してみたが、難しいもんだな。
‐‐‐嫌いなもの‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

姉さんのことは大切に思ってるけど、説教されるのは嫌いだ……
こえーんだもん。
‐‐‐クロヤリについて‐‐‐‐‐‐‐‐‐

よくもまぁ、こんな危険分子を手元に置いておくよ。
何も起こらないよう手回しはしてくれてるみたいだけど、それでも不安ならいつでも切り捨てていいとは言 ってある。
それを聞くような人じゃないみたいだけどな。まったく、物好きだよ。
‐‐‐クルースチャについて‐‐‐‐‐‐‐

写真やデータでしか見たことが無いから、変わった喋り方をするアンドロイドってことくらいしか知らない。
でも、おそらく俺と出会えばその機能の せいで大変なことが起こるんだろう。
お互い厄介なモノを取り込んでしまったみたいだな。
‐‐‐プロフィール‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ユゴラボの図書館で司書をしているコフィーの弟。いつも図書館で読書をしている。
物静かだが喧嘩腰で、あまり馴れ合わない。一人でいるのが好きで、積極的に面倒を見てくる姉とは真逆の性格。
しかしながら姉のことは内心大好きであり、一番大切な存在。
とある理由により、図書館からほとんど出ることが出来ないが、あまり外に出るのが好きでもないらしく苦ではないようだ。
コフィーとともに図書館の倉庫で眠っていた粘土板が本体。
古い遺跡から出土した粘土版に魂が宿っており、そこに記録された太古の知識を保有している。
どこか遠い星から飛来した物体らしく、地球人が触れていい知識ではないと語る。
この粘土版を読み解こうとし、呪われて非業の死を遂げた者達の魂が無数に取りついており、彼らの記憶や知識も全て自分の物にしている。
ユゴート曰く、偉大なる種族の作品ということらしいが、それが何を意味しているのかまでは語ろうとしない。
その正体は『エルトダウン=シャーズ』と呼ばれる粘土板の一部。
遥か遠い宇宙に輝くセラエノ星に保管されていたもので、そこに住む偉大なる種族によって作り出された。
冒涜的で宇宙の真理に近づくような情報が彫り込まれており、解析すれば廃人と化すような代物。
そこには蘇らせてはならない神の存在を示唆するものもあり、もし彼の持つ情報をクルースチャが"アナライズ"してしまえば、
それは世界の終わりを意味する。
そのため、クルースチャは図書館には入れず、エルトもまた図書館から出ることはできない。
これを知っているのはコフィーとユゴートのみで、クロヤリとイサラが何となく察しているといった状態。
余談だが、ミーネの見る未来予知には常に「すべてのメンバー」が揃っている。
彼女の予知は外れることも多々あるが、それでもメンバーが欠けているところは見たことがないらしい。
その話を聞いたコフィーとエルトは、いつまでもこの図書館を守り続けようと思ったようだ。